海外　リゾートバイト

バイトは全国各地から（といっても北は北海道、南は広島から）来てました。

ネット応募ができるため、バイト募集も全国区規模になったようです。

職種は、レストランホール・レストランキッチン補助・清掃・洗い場

のどれかからの選択となります。制服一括貸し出しのホテルもあれば、

白のYシャツやストッキングなどをもってこなければならないホテルもあり、

そのあたりはホテルによるので問い合わせてください。

黒い革靴はどこへ行っても持ってこいといわれることが多いです。

あと、他ではわりとあるのかもしれませんが、私がリゾートバイトをやった中では、

従業員食堂（略して従食）でお金がかかるのはここだけでした。（夏現在）

一食３００円。他は、長期でもない限りは大抵三食はタダなんですよね。

もしくは月給から引かれるなど、その場ではお金がいらないことが多かったです。

一食３００円だとしてジュースを一本飲むと、一日三食で約１０００円。

持参金が底をつくと山をバスで降りて、安いスーパーを探し

賞味期限が昨日できれた食パン一斤を５０円で買い占めたり、

ジャムがなくなって食パンになにもつけずに食べておなかを壊したり、

家から食料を送ってもらったり、しまいには栄養失調で仕事中にぶったおれたり

そんな目に遭うわけです。そういう目に遭ってまで私はなんでこんなところで

友達は彼氏と海に行く中、初夏に野生コスモスに囲まれながら労働してるんだろう？

そんな諸行無常の日々でした。突然なにかにふっきれて腐ったものでも食べてしまう感じ。

食費を浮かす唯一の方法は、派遣会社経由で行くこと。

ちゃんとした派遣会社を選べば食費無料です。

ときどき、食費無料でないところもあるので充分気をつけてください。

ここのホテルでは寮はどの部屋も８人部屋、いわゆるタコ部屋でしたが、

別のホテルでは個室であったり、４人、２人部屋だったりしました。

ここでは駅にくだる時は送迎バスを使わせてもらえるのですが、

ホテルによっては無料送迎バスのないところもあります。

そうなると買い物の交通費は自腹。そこらへんはほんとホテルによります。

レストランの場合、勤務形式もホテルによって違います。

バイキング形式の場合は朝夕の一日二回の勤務、

朝８時から夕方５時までなサラリーマン勤務のところもあります。

残業手当のつくところ、つかないところ、ホテルによってさまざまです。

お給料や勤務形式は最初に問い合わせたほうが無難です。

ただ、仕事は慣れると楽しいし、友達はできたし、毎日単調な中にも楽しみは

徐々にいくつも見つかっていきます。友達を作るのは大事。

寂しい思いをしてこんなところで一ヶ月はきっと過ごせなかったと思います。

たくさんの幸せな思い出を作ってくれた、ここでできた友達たちには

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひ友達をたくさん作って楽しく過ごしてください。